マイニング小話 ”RTX4090”  VS  ”RTX3090Ti”

 


こんばんは、お疲れ様です。
​先日RTX4090がエヌビディアから発表されました。​
性能もサイズもそして価格も強力ですね!
​なお、9/26(月)時点では、エヌビディアのHPでは、298,000円より​、となっています。​
10/12(水)から順次発売だとか。

しかし、​ぶっちゃけ確認したいのはマイニング性能です。​
そこでナイスハッシュの収益計算ページを確認すると、RTX4090が登場しているではありませんか!
この収益計算も、ん?と思うときはありますが、同じ土俵でRTX3090Tiと比較してみました。​
但し、RTX4090の項目には”RUMOR”と記載されています。
つまり、噂だよ、という意味でしょうね。

10/12(水)22:00時点でのビットコイン価格は2,745,296円ですが、ナイスハッシュ上では1BTC = 2,724,191.88円となります。
電気代は25円/kWHで計算すると、1日収益は下記のようになります。
・RTX4090  :​-112.33円​
・RTX3090Ti:​-125.57円​
ん~分かり難い・・・
​ありえない話ですが、電気代を0.01円/kWHにしてみました。​
・RTX4090  :​126.07円​
・RTX3090Ti:​ 83.38円​
まあ、電力を無視したら、RTX3090Tiの1.5倍の収益がRTX4090では見込めることになります。
ありえない世界での話ですが・・・

内訳を見てみるとアルゴリズムは違いますね。
・RTX4090 
 ​85.6%:Octopus            :190MH/s、400W​
 12.9%:DaggerHashimoto:140MH/s、400W
  1.5%:ETCHash              :140MH/s、400W
・RTX3090Ti
 ​88.4%:DaggerHashimoto:133MH/s、350W​
  8.1%:Octopus                   : 54MH/s、350W
  2.9%:ETCHash                  :133MH/s、350W
  0.6%:ZelHash                   : 89Sol/s、350W
得意なアルゴリズムが違う感じでしょうかね。
電力効率は若干上がっていそうですが、30万出して赤字を垂れ流すの厳しいですねぇ。

一つ気になったのが、​RTX4090にはLHRの表記が・・・​
今更制限かけるんですかねぇ・・・
ちょっと良く分かりませんが、確かLHRはDaggerHashimotoを検出して反応したと思います。
イーサリアムのマイニング対策でしたからね。
​今回の試算でRTX4090がOctopusをメインにしているのはそのあたりの関係でしょうか?​
まあまだ発売もされていないので、続報を待ちましょう!

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